a couple of picnic sheets　2022 August

家族に気づく

hansはアーティストと「家族に気づく」というテーマでコラボレーションする ことを決めました。

私たちはアートによって「家族」を感じるきっかけをつくります。

a couple of picnic sheets

作品への想い

小さいはずなのに、なぜ感覚的にノスタルジーというものを体得していたのか。

夏の終わり、短い光の暗転の連続で照らしだされるレジャーシートは ノベルティだったり100円均一のものだったりで、一家族を収容する能力を持たず いつも4、5枚、無造作に並べて敷かれていた。

花火の鮮やかさより、レジャーシートの材質や模様などを明白に覚えていられるのは 花火を家族で見ていることへの優越感が残してくれたお土産なのか。

ennakonomaプロフィール

@ennakonomanew

1985年新潟県生まれ。

東京造形大学卒業後、

英国西地区大学に短期留学。

現在は新潟県の山の中にアトリエギャラリーを構え、制作発表中心に活動中。

透明水彩、色鉛筆、ミクストメディア等で作品を制作。

遍在するノスタルジーを想起させる装置としての作品づくりを展開する。